涙を誘う不幸アピール ~プロローグ~

 

おこんにちは。

タピオカです。

え~、前回のブログからあまりにも更新が滞り

サンティアゴのかつての日本人宿タレスに異変 - mx2chilの日記

どこから物語を始めて良いのか皆目検討もつきませんが、その後、アルゼンチン、ボリビアと旅し(ここ割愛していいものだろうかw)、イースター島へのフライト日程が決まっていたためサンティアゴに戻って来る道中に結構な転倒をして肩を骨折してみたりしました。

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一瞬骨が離れている部分かと思いオオゴトにおもいましたが、そこは正常だそうです。
どっかの先端がちょっと欠けた感じらしい。それより病院待合室がホームレスとか自由なワンワン達であふれているのが何とも、、、、、、

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ボリビアとチリの国境付近でこけた場所。骨折しながら100kmカラマという町まで。因みにサンティアゴの友人「達」曰く、チリでもっとも醜い都市だそうだ。

 カラマという町で骨折したままカウチサーフィンホストの家まで行き、一安心。
とりあえず骨折直後は気が張っていて、安心した途端気絶するとか言う話を聞いていたので心配しましたが、とりあえず大丈夫。

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ホストのエリック氏は超クールガイ。今現在まで2ヶ月以上バイクを預かってくれています。
意表をついてモテモテ

まあ肩骨折のまま旅続行というのもアレだったので、アレというか無理w、とりあえず数日は有名な無料ツアー、チュキカマタ鉱山ツアーに参加してみたり、かなりマッドマックスな感じの町を意味無く散策したりしていました。

イースター島のフライトまでに肩がバイクに乗れる状況まで改善するとは思えなかったのでサンティアゴまではバスでの移動を決意。
ウェブで調べる限りturbus

Pasajes en Bus | Turbus

が安くて評判が良かったのでカラマからサンティアゴの21時間の旅のチケット購入。

さ、イースター島へ、、、、、、、

だがここで信じられない出来事がっっっっっっ!!!

震えて待て次号

 

 

 

 

 

さて、たまには人によってはためになる話を

カラマという都市について

カラマはアタカマ砂漠という観光地に近い治安の悪い事で有名な都市。

何とかつて雨の観測歴が無いそうだ。

カラマから世界最大の露天掘りのチュキカマタ銅山見学無料ツアーが(任意の寄付金のみ)出ており、これも旅人の間ではそこそこ有名。
ボリビアの有料のポトシの鉱山ツアーと違い実際に鉱内まで入ることは無いが鉱山内を走る日本製とドイツ製の大型重機は圧巻。
人気ツアーらしいが私の場合は町の南のツーリストセンターで翌日分を予約できました。

 

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先ずかつては栄えた坑夫達の住んでいた町の見学。現在は無人

映画館まであった

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鉱石を運ぶ大型トラックは日本製だそう
他の重機の多くはドイツ製
その都合なのか鉱山敷地内は南米通常の左側通行ではなく右側通行

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ツアー後に一定額以上の寄付をすると貰える記念品。荷物を増やしたくないので隣にいた子供にあげた

 

実際ポトシチュキカマタ両方のツアーに参加しましたが、ボリビアとチリの労働環境の違いが強烈でした。
ポトシの坑夫達は埃だらけの中マスク無しでの重労働、賃金は一日1000円弱と聞いたような気がします。

坑夫達は消毒用アルコールを飲み仕事をし、50歳まで生きる人は少ないとのガイドの話でした。
コーヒー豆のフェアートレードの話をしてる場合ではないw