私のカウチサーフィン事情 ~ 哀臭の第二歩
プロローグ
モントレー、サカテカス、グアダラハラ、サンルイスポトシの旅を終え、自覚出来るほどのスペイン語の上達と多くの素晴らしい出会いに恵まれ続けた私がメキシコシティーに戻ってから先ず最初にしなくては行けなかった事は大いなる「選択」であった、、、
本題
さて、モンテレ-でのカウチサーフィンという甘い葡萄に味をしめた私は、当初の戦略、「最初の数日はやはり確実なホステルに泊まり」を維持しつつも、次なる地、サカテカスのカウチサーフィン先を探した。
もはや選択の基準が「女性」である事よりも、ホストの外観や自己紹介文からにじみ出る「面白そう」である事に完全にシフトしていた。
これも一重にミヤギ効果であるw
さて、サーフ期間を指定し検索をし、私が白羽の矢を立てた(偉そうw)人物にリクエストを送る。
幸運なことに翌朝にはリクエスト承諾の知らせを受け取る。
サカテカスの中心部からタクシーで15分ほどのグアダルーペという郊外にある彼の自宅は彼のやっているというバーから歩いて1分のところにあった。
先ずはふさふさの二匹がお出迎え
ホストのエイブラハム。
バーは経営しているは色男だはでは人生大変だろう。不便だろう。
代わってあげたい。代わってあげてもいい。
着いてすぐ挨拶もそこそこに彼の会社もスポンサーをしているというモトクロス大会に連れて行ってもらう。
翌日よりメキシコ独立記念日の休暇を利用してのグアダラハラへ同行させてもらった。
その昔日本人の彼女がいたとかで挨拶程度の日本語をあやつるクリストファーと3人で一路グアダラハラまで。
色男は色男を呼ぶといったところか。
クリストファーの写真、道中の写真
州の中で一番のブリトーを食べさせてくれるレストラン、テキーラ工場を越えて程なくするとモントレーと肩を並べる大都会グアダラハラ。
偶然にもその日滞在予定の友人のセルヒオと道中合流。
家の近くで酒を買い込む。
いきなり大勢のお客さんにテンションマックスで出迎えてくれるキラとダラス。
ちびくろサンボの設定ならバターになってしまっても不思議ではないくらいのはしゃぎぶり。
早速酒盛りが始まる。
我ながら引きが強すぎるw
折角楽しみにしていたメキシコ独立記念日だというのに48時間飲み通しで独立記念祭にも参加せずw 記憶も途切れ途切れ。
2日のグアダラハラ滞在後、サカテカスのエイブラハム宅に戻る。
サカテカスでの観光は既にエイブラハムの家にステイする前までのバックパッカー"El Hobbiton"滞在中に済ませてしまっていたので、翌日サンルイスポトシに発つ事に。
気になったのはエイブラハム宅の
絶賛アマ噛み中のこのにゃんこちゃんがちょうど座っている場所、私のバックパックが不思議な事に湿っている。
甘噛みといっても結構な、、、、、
おやおや、、、、これはもしかして、、、、、、、
尿の様なものでは、、、、、、、、
しかし嗅いでみると無臭。 猫のマーキング臭は相当なものと記憶しているので不思議に思いながら、翌日バス発着所まで送ってくれるという親切なエイブラハムに礼を言い別れる。
、、、、、、、数日後。
尿だよ
確実に尿だよ!
日に日ににほいが増してくるよ!!!!
え??何で???? あれって生の時は匂わなくて、乾く過程で発臭(造語、あっても良さそうだが)するものなの?
ネットで見てもそんな情報無いし。
それとも猫尿(造語、というか中国語、日本語にあっても良さそうだが)以外の全く予想外のもの??
とりあえずこれくらいの距離でも気付かれない程度のにおいではあるがバックパックを開け閉めする度に手が臭くなるし、気分的にも嫌だ。
今回は犯人は特定出来ずだが容疑者は
と思わせてかもしれない。
の可能性すらある。
あるいは三つ巴で計画された壮大な罠の可能性も否定できない。
物事は多面的な見方が寛容なのだよ諸君。
と、恩知らずもはなはだしいブログはエピローグに突入。
エピローグ
その後サンルイスポトシからシリトゥラを経由しメキシコシティーの定宿「アミーゴ」に戻った私は大いなる「洗濯」にいそしむのであった、、、、、
たまにはクラッシックな同音異句のオチで、、、、、、
大変よろしい。
恩知らずを見つめるキラ。うむよろしい